「今日」「明日」「毎日」など、日本語には「日」を使ったことわざ・慣用句・四字熟語が数多く存在します。
私たちの日常会話に自然と溶け込んでいるこれらの表現ですが、その正確な意味や由来をご存知でしょうか?
本記事では、日本語の豊かな表現力を感じられる「日」にまつわることわざ・慣用句を厳選し、意味や使い方、例文までわかりやすく解説します。
時間の流れや人生の教訓、日々の生活に根ざした言葉まで、知識を深めたい方必見の内容です。
「日」のことわざ・慣用句一覧
ここでは、「日」を使ったことわざ・慣用句を、その意味と例文とともにご紹介します。
一日一歩(いちにちいっぽ)
- 意味: 少しずつでも着実に前進すること。
- 例文: 一日一歩の努力が、やがて大きな成果につながる。
一日千秋(いちじつせんしゅう)
- 意味: 一日が非常に長く感じられること。待ち焦がれる気持ちのたとえ。
- 例文: 彼女からの返事を、一日千秋の思いで待っている。
陰日向なく(かげひなたなく)
- 意味: 表裏なく、公平に接すること。
- 例文: 彼は誰に対しても陰日向なく接する。
今日の一針、明日の十針(きょうのひとはり、あすのとうはり)
- 意味: 今日のわずかな手間が、将来の大きな手間を省くこと。
- 例文: 今日の一針、明日の十針というから、早めに修理しておこう。
月日に関守なし(つきひにせきもりなし)
- 意味: 月日の流れは誰も止めることができないこと。
- 例文: 月日に関守なし。時間は大切にしなければならない。
三日坊主(みっかぼうず)
- 意味: 飽きっぽくて長続きしないこと。
- 例文: 彼は何をやっても三日坊主だ。
三日にあげず(みっかにあげず)
- 意味: 頻繁に。しょっちゅう。
- 例文: 彼は三日にあげず、この店に来る。
旭日昇天(きょくじつしょうてん)
- 意味: 朝日が昇るように、勢いが盛んなこと。
- 例文: 彼は旭日昇天の勢いで、業績を伸ばしている。
明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- 意味: 明日はまた状況が変わるのだから、くよくよせずに明日に希望を持て。
- 例文: 失敗しても、明日は明日の風が吹くさ。
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