【特集】「日」に関係する有名なことわざ・慣用句・四字熟語一覧

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月火水木金土日が付くことわざ慣用句 【特集】ことわざ・慣用句・四字熟語

「今日」「明日」「毎日」など、日本語には「日」を使ったことわざ・慣用句・四字熟語が数多く存在します。

本記事では、日本語の豊かな表現力を感じられる「日」にまつわることわざ、慣用句、四字熟語を厳選し、意味や教訓、使い方、例文までわかりやすく解説します。

「日」に関連する ことわざ

一日一歩
(いちにちいっぽ)

意味・教訓:少しずつでも着実に前進することの大切さを示す。焦らず、日々の努力を積み重ねることが目標達成につながる。
例文:一日一歩の努力が、やがて大きな成果につながる。

今日の一針、明日の十針
(きょうのひとはり、あすのとうはり)

意味・教訓:今日できるわずかな労力を惜しむと、後で大きな手間がかかるという教え。問題は小さいうちに対処すべきである。
例文:今日の一針、明日の十針というから、早めに修理しておこう。

月日に関守なし
(つきひにせきもりなし)

意味・教訓:月日の流れは、関所の番人のように誰かが止めることはできない。時間の経過は誰にも平等で、止めることは不可能である。
例文:月日に関守なし。時間は大切にしなければならない。

三日坊主
(みっかぼうず)

意味・教訓:飽きっぽくて物事が長続きしないこと、またはその人。始めたことを継続することの難しさを示す。
例文:彼は何をやっても三日坊主だ。

明日は明日の風が吹く
(あしたはあしたのかぜがふく)

意味・教訓:明日になればまた状況も変わるだろうから、先のことを心配しすぎず、成り行きに任せるのが良いということ。楽観的な生き方を示す。
例文:失敗しても、明日は明日の風が吹くさ。

日暮れて道遠し
(ひくれてみちとおし)

意味・教訓:年を取ってしまったのに、まだ目的ややるべきことが達成できていないことへの焦り。残された時間が少ないことのたとえ。
例文:定年を前にして、日暮れて道遠しの感を深くする。

「日」に関連する慣用句

陰日向なく
(かげひなたなく)

意味・教訓:人が見ているところでも見ていないところでも、態度を変えずに公平に接すること。裏表のない誠実な人柄を示す。
例文:彼は誰に対しても陰日向なく接する。

三日にあげず
(みっかにあげず)

意味・教訓:間を置かず、頻繁に行われるさま。しょっちゅう。「三日と空けず」という意味。
例文:彼は三日にあげず、この店に来る。

日の目を見る
(ひのめをみる)

意味・教訓:それまで世に埋もれていたものが、広く知られるようになること。努力が認められたり、才能が開花したりすること。
例文:長年の研究が、ついに日の目を見ることになった。

日が高い
(ひがたかい)

意味・教訓:太陽が高く昇っている、つまり、もうすっかり昼になっていること。朝寝坊などを指して言うこともある。
例文:もうすっかり日が高いのに、彼はまだ寝ている。

日がな一日
(ひがないちにち)

意味・教訓:朝から晩まで、まる一日。特に何をするでもなく過ごすような場合にも使う。
例文:休日は、日がな一日読書をして過ごした。

日和見
(ひよりみ)

意味・教訓:形勢をうかがい、有利な方につこうとすること。主体性がなく、自分の意見を持たない態度を批判的に言うことが多い。
例文:彼はいつも日和見ばかりしていて、信用できない。

白日の下に晒す
(はくじつのもとにさらす)

意味・教訓:隠されていた物事や悪事などを、公の場に明らかにして、すべての人々が知る状態にすること。
例文:不正のすべてを白日の下に晒すべきだ。

来る日も来る日も
(くるひもくるひも)

意味・教訓:毎日毎日、同じことが繰り返されること。うんざりするような気持ちを含むこともある。
例文:来る日も来る日も、単調な作業が続いた。

その日暮らし
(そのひぐらし)

意味・教訓:将来のことを考えず、その日一日の収入だけで生活していくこと。不安定な生活状況。
例文:彼は定職に就かず、その日暮らしの生活を送っている。

「日」に関連する四字熟語

一日千秋
(いちじつせんしゅう)

意味・教訓:一日が千年のように非常に長く感じられること。何かを待ち焦がれる気持ちが極めて強いことのたとえ。「一日三秋(いちじつさんしゅう)」も同じ。
例文:彼女からの返事を、一日千秋の思いで待っている。

旭日昇天
(きょくじつしょうてん)

意味・教訓:朝日が勢いよく昇るように、非常に勢いが盛んなさま。将来性のある発展の様子。
例文:彼は旭日昇天の勢いで、業績を伸ばしている。

日進月歩
(にっしんげっぽ)

意味・教訓:日に日に、また月ごとに、絶えず進歩していくこと。科学技術などの発展が目覚ましいさま。
例文:コンピューターの技術は日進月歩で進化している。

夜以継日
(よるをもってひをつぐ)

意味・教訓:夜になっても休まず、昼間の仕事や活動を続けること。昼夜兼行で努力するさま。
例文:締め切りに間に合わせるため、夜を以て日に継いで作業した。


【特集記事】週(月・火・水・木・金・土・日)のことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語

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