虫・昆虫のことわざ・慣用句一覧

- 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし):
自ら進んで危険に飛び込んでしまうことのたとえ。 - 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい):
小さく弱い者にも、それなりの意地やプライドがあるというたとえ。 - 虫の知らせ(むしのしらせ):
何となく嫌な予感がすること。 - 蜂の巣をつついたよう(はちのすをつついたよう):
大騒ぎになることのたとえ。 - 虫の息(むしのいき):
弱々しい息。今にも死にそうな様子。 - 蝉の殻(せみのかわら):
中身のない抜け殻のこと。 - 蚊の鳴くような声(かのなくようなこえ):
か細く、弱々しい声。 - 虫がいい(むしがいい):
自分に都合の良いように考えること。ずうずうしいこと。 - 蟷螂の斧(とうろうのおの):
弱いものが、自分の力量もわきまえずに強いものに立ち向かうことのたとえ。 - 虻蜂取らず(あぶはちとらず):
二つのものを同時に得ようとして、両方とも失うこと。 - 泣きっ面に蜂(なきっつらにはち):
悪い目にあっているとき更に別の悪い目にあうこと。 不幸や災難が重なること。
コメント