「お金」に関係する有名なことわざ・慣用句の一覧22選

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お金にに関係する有名なことわざ・慣用句・四字熟語 【特集】ことわざ・慣用句・四字熟語

お金は私たちの生活に深く関わっており、その使い方や考え方一つで人生は大きく変わります。
古くから伝わることわざや慣用句には、お金に関する教訓、知恵、そして人間模様が凝縮されています。これらの言葉は、現代を生きる私たちにも、お金との健全な付き合い方、そして豊かな人生を送るためのヒントを与えてくれます。

この記事では、お金にまつわる有名なことわざ・慣用句を厳選し、3つのカテゴリーに分けてご紹介します。

1. お金と未来への備え (教訓・知恵)

このカテゴリーでは、将来への備えや、お金との付き合い方に関する基本的な教訓となることわざ・慣用句を紹介します。

  • 時は金なり(ときはかねなり):
    時間は、お金と同じくらい(またはそれ以上に)貴重なものであるということ。
  • 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる):
    小さなことでも、積み重ねれば大きな成果になるということ。
  • 早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく):
    早起きをすると、少しだけ良いことがあるということ。
  • 稼ぐに追いつく貧乏なし(かせぐにおいつくびんぼうなし):
    一生懸命に働いていれば、貧乏になることはないということ。
  • 無い袖は振れぬ(ないそではふれぬ):
    持っていないものは、どうしようもない。与えられない。
  • 一銭を笑う者は一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく):
    少額のお金を軽んじる人は、いずれその少額のお金に困ることになるということ。
  • 一寸先は闇(いっすんさきはやみ):
    少し先の未来でさえ、何が起こるか全くわからないということ。

2. お金と人間関係・世の中 (注意・警告)

このカテゴリーでは、お金が人間関係や世の中に与える影響、注意すべき点などを示唆することわざ・慣用句を紹介します。

  • 金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ):
    お金がなくなると、人間関係も終わってしまうということ。
  • 地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい):
    この世では、お金さえあれば何でも解決できるということ。
  • 悪銭身につかず(あくせんみにつかず):
    不正な手段で得たお金は、結局は身につかず、すぐに失われてしまうということ。
  • 金は天下の回り物(かねはてんかのまわりもの):
    お金は一箇所にとどまらず、世の中を循環しているものだということ。
  • 安物買いの銭失い(やすものがいのぜにうしない):
    値段が安いものに飛びついて買うと、品質が悪く、結局は損をすること。
  • 借金は苦の種(しゃっきんはくのたね):
    借金をすると、それが原因で様々な苦労をすることになるということ。

3. お金の使い方・状態 (比喩表現)

このカテゴリーでは、お金の使い方や状態を比喩的に表現した、慣用句を中心にご紹介します。

  • 生き金を使う(いきがねをつかう):
    価値のあること、将来に繋がることにお金を使うこと。
  • 死に金(しにがね):
    役に立たないお金。使われないままになっているお金。
  • 金を寝かす(かねをねかす):
    お金を使わずに、ただ貯めておくこと。
  • 金に飽かす(かねにあかす):
    お金を惜しげもなく、ふんだんに使うこと。
  • 金に糸目をつけない(かねにいとめをつけない):
    費用を気にせず、いくらでもお金を使うこと。
  • 懐が暖かい(寒い)(ふところがあたたかい/さむい):
    お金をたくさん持っている(持っていない)状態。
  • 雀の涙ほど(すずめのなみだほど):
    ごくわずかな量のこと。
  • 絵に描いた餅(えにかいたもち):
        絵に描いた餅は食べられないことから、役に立たないもののたとえ。
  • 宝の持ち腐れ (たからのもちぐされ):
    価値のあるものを持ちながら、それを活用しないこと。

まとめ:お金のことわざ・慣用句から学ぶ

お金にまつわることわざ・慣用句は、先人たちの知恵と経験が凝縮された、貴重な教訓です。
お金は人生を豊かにするツールである一方、使い方を間違えると、人生を狂わせる原因にもなりかねません。
これらの言葉を参考に、お金との健全な付き合い方を心がけ、より充実した人生を送りましょう。

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